WHOの定義の通り、QOLと健康感は療養者の主観であり、あいまいな概念です。提供されたケアが療養者のQOLと健康感に貢献した度合い評価する方法として、近年、医療分野では患者の主観的な評価を重要視する「患者立脚型アウトカム」がよく使われ、指標として疾患によって影響を受け、医療によって変化する「健康関連QOL」が用いられています。身体機能、メンタルヘル、日常役割機能、社会生活機能の4 つの概念で構成され、痛みや睡眠なども要素として含まれています。国際的に最も使われているのは、1986 年、米国の大規模な医療評価研究「Medical Outcomes Study(MOS)」で開発活用されたSF-36(項目)が挙げらます。 http://www.sf-36.jp/ わが国では昨年度から、簡易なSF-8で介護予防事業の評価が試みられています。これらは現実的には研究目的の指標であり有償です。皆さんは現場サービスの自己評価にどのように取り組んでいますか。